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そして父になる [本]

読み終わりました。

この本は是枝監督自身によるノベライズ企画のようですね。
いわゆる、映画になっている話を小説にした。という感じのようです。

もう有名なので、あえて内容にはふれませんが、交換された子供の感情の描写がうまいなと思いました。

自分も5歳の時に父親の怪我のため、半年ほど親戚の家に預けられたことがありまして、今まで生活していた家ではない場所で暮らすと言うことが小さい子供にとってどういうことか、当時の自分の記憶を蘇らさせるものがありました。

福山さん、リリーさん、映画で演じられている方をこの小説の登場人物に同じように当てはめて読むと面白いです。

読んでいる場面の映像が自分なりに設定されて、頭の中に映し出されるんです。

この話はまさに福山さん演じる父親が「そして父になる」話なんですね。
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