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練習と竹刀 [思うこと]

竹刀と師範は、昭和の時代に空手を習っていた者からすると切り離せないものと感じます。

稽古において、腰を落とした四股立ちの際に竹刀を乗せられ、腰の落とし方が足りないと竹刀が落ちてしまうので、もっと落とせという指標になったり、突きの練習で腕に竹刀をあてがわれて、真っ直ぐつくことの練習、竹刀で突いてくるのを受け切る練習。

本当に便利な道具だと思います。

加害者とされる香川政夫選手強化委員長は六十五歳とのこと、私の少し上ですから、この方自身も若かりし頃に竹刀で鍛えられたのだろうと推察されます。

また、当時の練習方法も精神論やらスパルタ式やらだったと思います。

自分の世代からすると懐かしい記憶でも、今の若い人からすると受け入れられないのかもしれませんね。

ただ、この問題は、根本的な信頼関係が無かったから生じたようにも感じます。

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コメント 2

tommy88

同感。
納得を通さなければならなかったのでしょう。
世代の温度差を体感できない偉さがあったのかも。
現代は指導者も謙虚さが求められる時代ですから。
しかも、科学をもとに再現性も求められています。
先生や指導者受難の時代、教える側も勉強が必要です。

by tommy88 (2021-04-04 17:08) 

momotaro

竹刀を使ったことが悪いのではなく、人間にいたわりがなかったことが問題なのでしょうね。
by momotaro (2021-04-14 03:51)