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人生とは [思うこと]

この地に移り住んで40年と少し、ほぼ同時期に私道を共有するお隣さんも引っ越してこられました。

足の不自由な方で、車椅子での生活をされていました。

引っ越してきた当初は奥様も一緒だったのですが、私が社会人となって少しして、突然亡くなられてしまいました。

何故、記憶が鮮明かといいますと、地方の方らしく葬儀を自宅で行われたので、非常に印象深かったのです。

その日は会社から帰りますと、まだお通夜の最中でしたので、一度家に帰って鞄を置きご焼香をさせていただきました。

また、我が母も元気でしたので、ご近所の方と一緒にお手伝いに馳せ参じていました。

まさに、昭和の時代の本来の葬儀でした。

その後、車椅子の一人暮らしの生活をものともせず、時間があれば外出し元気に暮らしておられたのですが、さすがに年齢とともに認知症の症状が出始めてしまい、一人暮らしは危険となり親戚の方が故郷へ連れて帰ることとなり、一緒に帰られました。

少し東北弁交じりの言葉遣いと、いい笑顔の方でした。

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旅爺さん

お気の毒な話ですが人は何時何処でどうなるのか
分からないですからね。
by 旅爺さん (2021-05-02 17:58)