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血中酸素濃度 [思うこと]

今からおよそ二十年前、心不全で一か月ほど入院してました。

その際、毎朝のルーティンとして検温、血圧、採血そしてパルスオキシメーターでの血中酸素濃度の測定がありました。

ちょっと面白かったのが、血中酸素濃度の値がイマイチですと看護師さん曰く「ちょっと深呼吸してみましょう」と言われ、そのようにしますと値が改善されてました(笑)

病院での待合室での血圧測定もそうですが、移動した直後と少し待ってから計測では値に結構差が出る(私自身実験済です)ものですので、あまり神経質にならないほうがいいと思います。

また、今でこそ言えますが投薬にしても添付文書(薬の説明書き)では心不全では不可とされていた薬ですが、少量から使用していくと逆に心臓を保護する作用があるということが分かっていて現場では使用されていました。

恐らく今の時代も、厚労省の見解と現場の医療の相違というものがあり、そういったことが密かに行われていると思います。

大切なことは、「命が救われれば何の問題もないということ。」だと思うのです。

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tommy88

機械の性能も千差万別。
数値化されてそれを絶対と鵜呑みする愚。
頭で考えればわかることを目で見逃します。

by tommy88 (2021-09-05 15:34) 

U3

 生体に対する計測は、すべて同じ条件で測ることが肝要です。それと計測機器は認可を受けているものであれば同じ機器でればメーカーの違いによる数値の大きな変動はありません。これ常識。
 例えば朝7時に何も食べない状態で起きてすぐ、しかもトイレに行く前に体重を量るという条件で計測すると一旦決めたら、毎朝同じ時間に同じ状態で測らないと正確な計測値は量れませんし、普段と比べることも出来ません。ということは異常があっても分からないということです。
 パルスオキシメーターも血圧計も同じです。
 従って機器の性能は、それが公的な医療認定機関で認証を受けたものであれば、千差万別ではありません。計測値はほぼ同じか近似値となります。
by U3 (2021-09-09 18:01)