柔道 [思うこと]
小学六年の時に警察署の道場に通っていました。
なぜ警察署か?
無料だったからです(笑)
ただ事前に電話で、今日稽古があるかどうかの確認は必要ですが。
おそらく現役の警察官の方が師範だったのだろうと思います。
今でもよく覚えているが、稽古前と稽古終了後に神前に坐礼をすること、アホな小学生でしたから、当時は言われるままに従っていましたが、今思えば、まさに礼に始まり礼に終わる武道の精神だったと感じます。
さてさてオリンピックの柔道、外国の選手からするとスポーツなんだと思います。
極論を言ってしまえば、勝つことが使命なんでしょうね。
見ていて思ったのが、日本の女子柔道選手が試合中にコンタクトレンズが取れてしまい、試合が中断しました。最初は選手の不注意かと思ったのですが、よく見ると瞼に傷がありました。
明らかに相手選手の手が当たっていたことが分かります。
しかし、日本の女子選手は、それを一切言いませんでした。
また、男子の試合で「待て」がかかっても数秒締め続けられた結果、落ちて(頸動脈の血が止まり気を失う)しまい負けとなりました。
まさにスポーツ感覚だと思います。
特に思うのが、審判の方を見ていると、この人は幽霊かと思うくらい存在感が薄いと感じました(笑)
やはり審判は毅然とした態度と迫力ある大声で「はじめ」「まて」「それまで」等々を言えないとその資格は無いと思います。(一応、空手の審判経験者なもので、偉そうにすいません(笑))
今後改革がなされるのかどうか分かりませんが、武道の精神を尊ぶのか、スポーツとしてやるのか。。。
しかし、国際柔道連盟としては生徒を増やさないとなりませんから、幅広くやるためにはスポーツとしていくのでしょうね。
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