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記憶の不思議 [落語調(笑)]

え~実を申しますってぇと

恥ずかしながら私、白バイに捕まったことがございまして

遡ること齢4歳だったんですが

母親の叔父にあたる人がスーパーカブに乗っておりまして、それに乗っけてやるってんで喜んで荷台に座布団敷いて走ってたんでございます。

国道を風切っていたような記憶があるようなないような。

さてさて、少ししますってぇと後ろからけたたましいサイレンの音

叔父さん停車を命じられまして捕まっちゃたんですね

たしかに座布団敷いてバイクの後ろに乗るってのも奇妙だなぁと思ってはいたんですが、どちらかと言えば面白がっていたように記憶しております。

さてさて不思議なことにその後どうやって帰ってきたのか記憶がありません。

恐らく、警官が消えた後反転してバイクにまたがり反対車線をバイクに乗っかって帰って行ったんだと思います。

そこからまたまた不思議なのが、家に戻って叔父さんの憤りは憶えているんです。

「ふざけやがって、そしたら今度はあれだ、おんぶして乗せりゃ文句はねぇだろう!」

この言葉が耳に残っているんですね。

戦争帰りの人は警官なんて眼中なかったんでしょうね(笑)

叔父さんには本当にお世話になっていて、パチンコ屋にも連れて行っていただいたり、おかげ様で大人になってギャンブルは、やらなくなっていました(笑)

後年、叔父さんの通夜で酒を飲んでいたら、なんかこういろいろ思い出してしまって目頭が熱くなってトイレで酔いをさましてましたっけ・・・

DSC01321.JPG




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そうだ・・・思い出した [落語調(笑)]

えー私は会社に始業およそ1時間前までに着くようにしております。
ま、これには色々わけありなのですが、今回はそれを置いておきまして。
早く来てブログチェックを開始しているしょうもないサラリーマンとお考え下さい(笑)


そんななか、本日はブログ友達(すいません 勝手にフレンドリーにさせて頂いてます(笑))yamami-ichigo殿の記事写真の鳥の写真を見て、おーーーっとと昔のまぬけな恐怖体験を思い出してしまいましたので、ご披露させて頂きます。


えーまだ子供が生まれる前の事でございまして、当時は結構二人で出歩いており、そんななか西鎌倉に美味しいケーキ屋さんがあり、そこのプリンが有名ということを知りまして、これは小旅行でいくしかあるまいぞと、さっそく出かけたのでございます。


普通に行っても面白くない、東海道線で大船まで行ってモノレールで目的地へ到達、その後江ノ島まで行き江ノ電で鎌倉まで戻り横須賀線で帰る。というルートを決めました。


さてさて善は急げと決行です。陽気は少し肌寒い日でございまして、その日の格好では寒く大船の駅でユニクロに寄り長袖のTシャツを買って現場で着るという、間抜けなことをして「初ユニクロだ」などと喜んでおりました(笑)


とりあえずモノレールに乗りまして、目的の駅で降ります。なんと駅のまわりにはほとんど何もございません、まさに住宅地(笑)
その中をテクテクと坂を上り歩いていきまして、10分程度かかったでしょうか、やっと到着です。
思ったほど大きい店ではなく、しかしどこかしら風情のある店構えでした。
時間は、もう午後になっておりましたでしょうか、プリンをお願いすると「申し訳ございません売り切れです」と・・・もう茫然自失、疲労倦怠、体力消耗、目が点です。。。
ここまで来るのに何時間かかったやら。。。しかしまぁ無いものはしょうがないと、ものをシュークリームに変更です(笑)
「プリンが、んまいらしいから、シュークリームも。んまいでしょう(「んまい」はやはりブログ友達たー助殿の表現拝借しております(笑))」と勝手な理屈で買い求めて帰路につきます。


ところがどっこいせっかくここまで来たのだからと、我ら食いしん坊夫婦は、江ノ電のとある海岸の駅で途中下車して食べようと意見が一致したのでございます。これが不幸の始まりです。。。


海沿いにまいりますと、ちょっとした高台に公園がございまして、そこへ行ってみることにいたしました。
まわりにはカップルやら家族連れがおりまして、非常に地上は和やかな雰囲気でございました。そう地上は・・・


ふと見ますと海の見える側にベンチがあいております、これはラッキーとそこに腰掛けまして、さてさてシュークリームを食べ始めたのでございます。
「んまい!」ここまで来た甲斐があったねぇと平和なひとときを過ごしておりました、その次の瞬間ドーンと背中に激しく何かがぶつかったのです、その衝撃で私の愛しいシュークリームは地べたに落ちました(号泣)。
その時の表情を女房殿曰く「目が点とはまさにこれか」と思ったそうです。


少々間があいて我に返りますと「てめーこんなところでサッカーやってんな」と鬼の形相で振り返ったのでございます。
そう、その衝撃はサッカーボールをぶつけられた位の衝撃があったのでございます。
ところが、振り返っても誰もいやしませんし、サッカーなんぞできるスペースもございません。
え!!!「なんじゃこりゃ~」状態です。狐につままれたとはこのことです。
そして次の瞬間、落ちたシュークリーム目がけて鳶が急降下して来るではございませんか!!
そう下手人は鳶だったのです。腹立ちましたねぇすぐにでも猟銃の免許とったろかいと思いましたが、そんな場所で撃っていいわけもなく、いわゆる「泣き寝入り」でございます。
空を旋回する鳶を恨めしげに眺めるだけの、哀れなちょんまげ侍でございました。。。お後が宜しいようで(笑)


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禁煙 [落語調(笑)]

え~禁煙をいたしましたことを「偉い」「凄い」「意志が強い」
なんてぇ~お褒めの言葉を頂戴いたしますと甚だこそばゆい面持ちになってしまいます。
実はそんなに格好いいことばかりではなかったのでございます。


「ではいったいなんで止めたんだい?」


思いますに理由は3つ程ございまして、一つは、当時結婚前の女房殿が気管支があまり強くなく普通にいても、たまに咳をしているので「こいつぁ~止めねばなるまい」ということ。
二つ目は、当時吸っておりました銘柄がセーラムと申しまして、こいつが一箱250円ほどいたしました。つまり1日500円は確実に消えていきます。
たいした稼ぎもないのにです(笑)
さらに無い頭を絞って考えますって~と、「1日500円だろ、10日で5000円、100日で5まんえん・・・300日でじゅうごまんえん・・・もったいねぇ」という重大な経済的損失を発見したからなのです(笑)
三つ目は、なんと申しますか自分自身「もういいか」というような変な気持ちがあったのでございます。。。


煙草を止めましたのが10月か11月頃でしょうか、それから年も明けまして、数ヶ月後の春の日に心臓の病が発覚して入院となります。


人の運命とは、何か不思議なものに左右されているのでございましょうか、もし吸い続けていたら、何かの拍子にプッツリと心臓が止まっていたかもしれません。
それほどシビアな状態になっておりました。


そうそう、入院中の余談に、漏れ聞きましたところ
患者さんには愛煙家の方もいらっしゃるそうで、こっそり喫煙所に行って吸ってる強者のおじいちゃんがいたとか、いないとか・・・お後が宜しいようで


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