SSブログ

ショウリョウバッタ [独り言]

我が家の一階は、母親の介護用の部屋だったのですが、母が他界してレンタルしていたウォーターベッドや車椅子を返却して、暫くはそのままでした。

何というか、忙しさに自分を誤魔化して整理をしなかった、いや出来なかったといったほうがいいかもしれません。

それがある時、人生の一つの転機といいますか、もしかしたらあっちの世界の両親が「とっとと片付けろ」というサインを出してきたのか、いよいよ片付けをするチャンスが訪れました。

燃えるごみ・燃えないゴミ・粗大ごみ・無理なものはトラックで業者依頼という形で整理をする。段取りとしては、いとも簡単なことですが、一歩が踏み出せるかどうかというメンタルな問題だったように思います。

さてさて、そんな一階に珍客が現れました。

しょうりょうバッタ.jpg

おそらくはショウリョウバッタだと思うのですが、家にいても生きていけないと思い外へ出してやりました。

昔は、バッタだのカマキリだのコオロギだのオタマジャクシだの、近くの河川敷にいけばたくさんいたのですが、きれいに整備されて逆に虫たちは住み家を失い、あちこちに分散して我が家の猫の額のような庭にも逃げ込んできているのかもしれません。







nice!(20)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 20

コメント 2

majyo

そうですか! 片づけ始めたのですね
確かにメンテルです。
戻るはずがないけれど、さりとて・・・・
時間がかかります。
ショウリョウバッタは お母さまが呼び寄せたのかも?

by majyo (2016-10-02 18:25) 

十円木馬

読ませていただき、とても共感しました。
私自身、両親の全ての遺品整理に1年という時がかかりました。かける時間は人それぞれだとは思いますが、慌てて対応することで、後悔だけはしたくありませんでした。
転機を感じ取れたこと、本当によろしかったですね。
by 十円木馬 (2016-10-07 21:42) 

トラックバック 0