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遺言未満、 [本]

椎名誠さんの著作です。

実際のタイトルは縦書きです。

しかし、なぜ句点がついているのか?

まだ、読み終えていませんので正解が文中にあるのかもしれませんが、現状推測しますと帯の文字(ちなみに帯の文章は「その時、何を見て何を想いどう果てるのか。」と書かれています)と繋がっているのかもしれません。しかし、あえて「遺言未満、」とタイトルを決めたのは、作者の意思か編集者の意図かは現状謎です。

そうそう、私事ですが「、」この句点をあえて「涙カンマ」と表現していたRyoさん(若かりし頃の出版部の同僚)の言葉が不思議と思い出されます。最近、大昔の記憶が急に蘇ることが多々あります。。。なんでだろう(笑)

さてさて、この本の中に高齢者ドライバーのアクセルとブレーキの踏み間違いの事故に関して、ちょっと興味深い記述がありましたので引用させていただきます。

「ぼくが思うにはこれだけ高齢の人は運転免許取得後、長くマニュアル車に乗っていた筈だ。オートマチックが主流になって運転が楽になったと世間は思いがちだが、マニュアル車は構造上ブレーキとアクセルの踏み間違いというのはめったにおこさない。片足はクラッチを踏んでいてもう片足でアクセルとブレーキを操作するからだ。」

ペーパードライバーの私がいうのもおこがましいのですが、「なるほど!」です(笑)

左足には常にクラッチ操作があり、右足でブレーキとアクセルを操作があります。つまり固定された左足とのブレーキとアクセルの間の感覚が右足には習慣付いているからなのです。

思い起こしますと、私が教習所に通っていた時代、教習車はマニュアルのみでしたが、一台だけオートマ車があり、体験みたいな形で乗れた時代でしたね。

もちろん有料ですから、貧乏人の私にはお金も時間ももったいないので体験しませんでしたが。。。なのでオートマ車の左折ってどうやるんだろうと不思議です。

マニュアルは減速してギア二速にしてクラッチ切って惰性で曲がる・・・でしたよね(笑)

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