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好きな写真家

もし聞かれたとしたら、一番は星野道夫さんと答えます。

先日、ある雑誌で特集を組まれていたことを知り購入しました。

監修は奥様の星野道子さんがされているとのこと。

刊行は2016年なので結構前なのですが、やはり改めてその写真に感動しました。

なんだろう、被写体の野生動物の表情がいいんです。

星野道夫さん、享年43。

1996年にヒグマの事故により亡くなりました。

若かりし頃に著作は何冊か拝読していたのですが、あらためてその雑誌を読んで、思いだした文章。

「北アメリカとユーラシアが陸続きだった約一万八千年前、干上がったベーリング海を渡り、インディアンの祖先の最初の人々が北方アジアからアラスカにやって来た。」

この一文はかなり印象深かったのを思い出しました。

そもそもアメリカ大陸に入ったのはアジア人が最初であるということ。

それも徒歩で。

そしてアラスカで暮らす人々は、取れた獲物を村人みんなで分けあう。

いわゆる原始共産制が成立しているということ。

ある方が、「社会主義というのはみんなが善人でなければ成立しない。」と言っていましたが、まさにソ連やら中国やら北朝鮮やら過去から現在に至る流れをみて、欲深な政治家やら官僚がいては成り立たないと痛感します。

しかし、アラスカという国の小さい村では成り立っているのです。

みんなで生きていこうという考え。

大国ではダメでも村なら成立しているのです。

それは若かりし頃読んで感動しました。

アラスカ行きたいなぁ。。。無理だろうけど(笑)

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