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6月2日 [思うこと]

早いもので母親が亡くなって7年の歳月が流れました。

お墓に関しては2006年に父親が亡くなり、そこから二浪(抽選で2回外れました(笑))して兄が建てましたので問題はありませんでした。

しかし、残された遺品の整理には結構時間がかかりました。

何故かと言えば、残された者にはそのほとんどが不要なものばかりなので、捨てるしかないにしても、なかなかその決心がつかなかったからです。

最終的には要不要の分別後、業者さん頼んでトラックで搬出してもらいました。

認知症の症状の一つとして、「片付けができない。」ということがあり、そのせいもあって部屋の中は酷い状態でした。

では、なぜ代わりに片付けないのかと思われるかもしれませんが、それをすると母親は激怒するのです。

「私の物に勝手にさわるな。」という感情だったのでしょう。

そうしたことも踏まえ、私的に母親の晩年をある意味、反面教師としてとらえるようにしています。

まずは認知症予防として読書、そして毎日の運動、総じて「億劫がらない」ということを肝に銘じています。

それと墓はいらないと思うようになりました。

そう考えるようになったのも「千の風になって」の影響が大きいです。

ただ、大変申し訳ないのですが秋川さんが歌う日本語の歌詞ではなく、リベラのほうなのですが・・・





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ナツパパ

思い出は、昔のことほど強く残るといいますので、
御母上は、なかなか処分の決心は難しかったのでしょうか。
わたしも、自身の認知症を考えなければならない年になりました。

by ナツパパ (2020-06-07 10:02) 

十円木馬

確かに遺品整理は大変ですね。私の場合も、全て
終わるまで約9ケ月かかりました。手元にある両親
の膨大な写真も、少しづつスキャナで取り込み
SDカードに落とし込んでいます。
お墓もいずれ墓守の継承が難しくなるので、
永代供養墓の検討を考えています。
by 十円木馬 (2020-06-07 11:49)