カレーについて [思うこと]
子供の頃のこと、昭和五年生まれの我が母親、カレーというものを小麦粉から作ることから始めました。
これが不味かったのをいまだに覚えています(笑)
ただ、「文句があるなら食べるな!」という母親でしたので文句は言えませんでしたが、恐らくは自分で食べても美味しくなかったのか、その後市販のルーを使ってくれるようになりました。
そんなある時のこと、カレーの中に不思議な物体を発見、当時アホな子供だった私はてっきり肉だと思ってパクリ・・・しかし、グニャグニャで歯ごたえもなく不味い。
それはなんとカレのル―が溶けきっていなかった物体だったのです(爆)
後年、自分でカレーを作るようになって、箱裏の説明書きにルーを入れるときは一度火を止めるという記載を発見しました。
その理由が書いてありませんでしたので、ちょっと調べてみた結果、火をつけたままの温度ではルーが溶けきらない場合があることが判明。
長い間の謎が解明されました(笑)
我が母親、面倒だから火をつけたままルーを入れていたようです。
しかし、よくよく考えてみますと、あの頃は今のようなガスレンジのレバー一つで火をつけたり消したりできない。石油コンロだったのです。。。火をつけるにはマッチ一本使わなければならなかった。
それがもったいなかったんでしょうね。。。
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